2006.04.10 Monday
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旅音
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2006.04.10 Monday
インド -バラナシの人々-
ヒンドゥ教の聖地にして
インドを旅する旅人の聖地である バラナシ ガンジス河とともに生きてきたバラナシの人々にとって 川は生活であり、すべてである。 朝の日の出とともに始まる沐浴、洗濯、歯磨き、火葬に始まり 昼は川遊び ガートでのクリケット 夕日がガンジス河に沈むと 照らすものは月の光だけになり ガンジス河もようやく眠りに就く バラナシには カジュラホの様なレリーフも アグラのようなタージマハルもない ただ 繰り返し繰り返し日常が続く 旅人はその日常に吸い込まれ 魅了されていく。 そんな聖地バラナシに住む住人は “旅人”から見学されるような 特別な人びとでもなければ 道を歩いている大量の牛は 動物園の動物でもない。 2006.04.03 Monday
インド -深夜特急-
沢木耕太郎をはじめとしてインドのことを書いた人は勿論の事
インドを旅するバックパッカーは乗らないことのない 深夜特急。 掲示板の横の出発時間には expected“予想” と表示され インドの国民性?のようなものを感じることもできる。 「だいたいの出発時間がわかればいいじゃないか」 なぜかインドにいると曜日も時間の感覚もおぼろげになり 朝日がのぼり夕日が沈む それだけで十分に思えてくる。 出発が3時間以上も遅れた車内は もちろん遅れたことに対する文句を言う乗客もおらず 全て当たり前のように自分の席を確保する。 チケットのない乗客と車掌とのやり取りに参加し 時に外国人の周りを囲み談笑し チャイを酌み交わし 歌い そして 満足して思い思いの寝床に就く 深夜特急は インドを凝縮した場でもある。 2006.02.19 Sunday
次の次の旅
次の旅 3月のインドもまだビザすらとっていない中
5月に次の次の旅を南米にしました 以前中米〜カリブ海〜南米と旅しましたが 今回はその続きになります。 2006.02.12 Sunday
次の旅
次の旅が決まりました
3月にインドに行ってきます。 インドでは本当にいろんなことがありました。 自分にとって今でも最も特別な国です。 2006.01.24 Tuesday
オーストリア -バックパッカーのみるヨーロッパの夜景-
バックパッカーにとって
ヨーロッパはとにかく物価が高い ドミトリーも高ければ 食事も高いので夜な夜な宿のメンバーで自炊する。 移動も高いので わざわざ夜に列車やバスで移動をすることで 移動代と宿代を節約したりもする。 そんなヨーロッパの夜景は 見ているだけで お金を取られそうに思ってしまうほど 高貴に感じる。 2006.01.24 Tuesday
オーストリア -ウィーンの週末-
ウィーンに行くなら週末がいい
土曜にはナッシュマルクトでのみの市が行われる 日曜には王宮でのミサでウィーン少年合唱団の美声を聞くことができる(前回の投稿参照) いずれも 観光客のためのものではなく ウィーンの日常だ。 その土地の日常を垣間見ることこそ 旅の醍醐味だと思う。 2006.01.16 Monday
オーストリア -キムチハウス-
日本人宿ではないが
ウィーンにも数少ない日本人が集まれる宿がある キムチハウス その名の通り韓国人宿であるが 宿のおじさんが日本語が達者なこともあり 数多くの日本人の支持をうけている。 ところどころ怪しい日本語が見受けられるが そのおじさんの暖かさにとても癒される ただ ご飯のジャーのところに 「ご飯を残さないでください。 残すと醜いことになります」 この張り紙の日本語だけはどうにかした方がいいと思う。 2006.01.16 Monday
オーストリア -子供(ウィーン少年合唱団)-
ちょうど毎週日曜のミサでウィーン少年合唱団が歌うということで
同じ宿に宿泊していた日本人についていき拝聴した 無料ということもあり、観光客はもとよりウィーンの市民もかなりその美声を聞きに来ていた。 ミサが終わると両親とともにでてくるウィーン少年合唱団の少年達 多くの人にカメラを向けられ 嫌な顔ひとつせずにファインダーに笑顔を振りまく。 そのファインダーをのぞいていたときふと思った。 世界各国で会ってきた子供達と何が違うのだろう あのケニアのマサイ村であった少女とは何が違うのだろう あのカトマンズの道端で息を引き取った少女とは何が違うのだろう あのエルサレムの旧市街でサッカーをしていたユダヤ人の少年と何が違うのだろう あのカメラを向けるとお金をせびるデリーの子供と何が違うのだろうか 生まれた場所、境遇、宗教などによってここまで 大人の子供に対する扱いが違うのだろうかと 実感させられた瞬間でもあった。 毎週日曜のミサでウィーン少年合唱団がその美声を響かせる 当然無料 ミサが終われば普通の少年 2006.01.16 Monday
スロベニア -国境-
人類には国境が必要なのだろうか
EUでは“ヨーロッパ大統領”新設という動きもある。 まさに国を超越した超国家である。 ただこの流れとは世界は逆を向いている スロベニアも、クロアチアも旧ユーゴ各国もEUへの参加を表明してはいるものの、世界的にみると国の数は着々と増加している。 20世紀ナショナリズム理論の余波が21世紀になっても続いている。 独立することが本当に皆の幸せにつながるのだろうか? と、真夜中に クロアチア→スロベニア国境 スロベニア→オーストリア国境 の2度も起こされ歩かされた旅人としては ふと思ってしまった。 クロアチア(ザグレブ)発→(オーストリ)ウィーン行きバス 途中スロベニア領内を通過することになる 夜中2時スロベニア国境 氷点下の中、乗客は一旦バスを降り歩いて国境を通過することになる 2006.01.16 Monday
クロアチア -旧ユーゴスラビア-
日本にいると戦争とは60年前の過去の出来事であり
その後世界は平和になっていると感じてしまうことがある。 ・第二次世界大戦終結に発生した戦争・武力紛争 約200件 ・第二次世界大戦後 米ソ冷戦終結までに発生した戦争・武力紛争 約160件 ・米ソ冷戦終結後に発生した戦争・武力紛争 約50件 その中でも 第二次大戦後最大の戦争が1991年にここ旧ユーゴスラビアにて起こっている。 たった10年前この国で戦争が起こった。 実感がわかないが、 クロアチア国内にはまだ数々の傷跡が残されている。 ただ国民の表情は明るく ユーゴスラビアからの独立によって得られた 民族としての独自のアイデンティティや文化をとても大切にしているように感じた。 アドリア海屈指の美しい国は次第に明るさを取り戻していることを実感した。 |