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旅音 〜旅と音の人生〜
2006年04月の記事 | 旅音
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インド -バラナシの人々-
ヒンドゥ教の聖地にして
インドを旅する旅人の聖地である
バラナシ
ガンジス河とともに生きてきたバラナシの人々にとって
川は生活であり、すべてである。
朝の日の出とともに始まる沐浴、洗濯、歯磨き、火葬に始まり
昼は川遊び
ガートでのクリケット
夕日がガンジス河に沈むと
照らすものは月の光だけになり
ガンジス河もようやく眠りに就く

バラナシには
カジュラホの様なレリーフも
アグラのようなタージマハルもない
ただ
繰り返し繰り返し日常が続く
旅人はその日常に吸い込まれ
魅了されていく。

そんな聖地バラナシに住む住人は
“旅人”から見学されるような
特別な人びとでもなければ
道を歩いている大量の牛は
動物園の動物でもない。









| インド | 04:07 | comments(0) | trackbacks(81) |
インド -深夜特急-
沢木耕太郎をはじめとしてインドのことを書いた人は勿論の事
インドを旅するバックパッカーは乗らないことのない
深夜特急。

掲示板の横の出発時間には
expected“予想”
と表示され
インドの国民性?のようなものを感じることもできる。
「だいたいの出発時間がわかればいいじゃないか」
なぜかインドにいると曜日も時間の感覚もおぼろげになり
朝日がのぼり夕日が沈む
それだけで十分に思えてくる。

出発が3時間以上も遅れた車内は
もちろん遅れたことに対する文句を言う乗客もおらず
全て当たり前のように自分の席を確保する。
チケットのない乗客と車掌とのやり取りに参加し
時に外国人の周りを囲み談笑し
チャイを酌み交わし
歌い
そして
満足して思い思いの寝床に就く

深夜特急は
インドを凝縮した場でもある。

| インド | 02:14 | comments(0) | trackbacks(0) |